1948-12-21 第4回国会 参議院 大蔵・人事・労働連合委員会 第5号
○木村禧八郎君 その前に議事進行について……、実は衆議院の方では政府原案が提出することが否決されて野党案が委員会で一應採決に入るという方向に行つているわけですね、その場合に、我々がここで、政府案を審議する、そうして最後には速かに御協賛あらんことをとありますが、衆議院でそういうふうになつていればこちらで一應政府案を研究するという参考のためにするならば、私は無論異議がございませんが、この政府修正案を若しこちらで
○木村禧八郎君 その前に議事進行について……、実は衆議院の方では政府原案が提出することが否決されて野党案が委員会で一應採決に入るという方向に行つているわけですね、その場合に、我々がここで、政府案を審議する、そうして最後には速かに御協賛あらんことをとありますが、衆議院でそういうふうになつていればこちらで一應政府案を研究するという参考のためにするならば、私は無論異議がございませんが、この政府修正案を若しこちらで
金額によると委員長のお示しのように、総平均額において昇給の率は十六割四分六厘というふうになりまして、一般官吏の昇給の率に比較しますと、多少その昇給の率が低くなつておりますので、この点は法務廳といたしまして、殊に責任者でありまする調査意見第一局長といたしましては非常に不満でございますが、強いて大蔵当局の提案に対して反対いたしますと、法律案の成立を見ないという結果になりますのも甚だ遺憾と思いまして、一應政府案
政府といたしましても一應政府案を立案いたしましたが、國会が最高の機関としてこれを修正いたしました以上、これは十分尊重しなければならぬところでありますし、また國会の修正にも十分理由があるのでありまして、考え方によつては、むしろその方がよかつたのではないかというふうにも考えられますので、今回は國会の修正の線に沿つて、政府案を出した次第であります。
御承知のように追加予算は、七月の十七日に一應政府案の内定をいたしたのでありますけれども、確定をするまでには非常な時間をとつたのでありまして、遂に十月の末に相なつたのであります。そこで、財政需要の非常な大きな金額というものと見合せをいたしまして、再三この再檢討をいたしたような次第でありまして、最後の檢討は十月の下旬に相なつておるのであります。
一應政府案として大藏省がつくりました考えを申上げますと、歳出の面におきまして二つの違つた要素がある。それは一つはポツダム宣言に基く關係のものであつて、終戰處理費、賠償物の撤去費というようなものは、入るをもつて出るを制するということに、できるだけ努めますけれども、絶對にそれが貫けぬ關係もあると思います。
というふうなものの中に規定するのはよろしくないというお考えも、一つのお考えかと思うのでありますが、いろいろな何というか、そういう方面の要望等、いろいろ各方面の調和、妥協というような意味で、これがはいつてきたというようないきさつになつておるのでありまして、厳格な意味から言いますればあるいは法律手続に中にそういつたような道徳的規範をいれるということはおもしろくないという考えも、一つの理由かと思いますが、一應政府案